フェニックス・ジャーナル27巻21―バランスの法則17
「バランスの法則」の17番目です。「悪はしるしを身に着けなければならない。」というルールですが、私は最初これを見たとき、「え?! そうなの?!」とびっくりしました。でも、このルールがなかったらこの世はもっと大変になりますね。良く注意していれば、そこらじゅうに「しるし」を見て取ることができます。外で「しるし」を見たら、かかわらないようにしています。自分の中にある「しるし」を直視する勇気も必要だなと思っています。(birdのつぶやき)
フェニックス・ジャーナル27巻20―バランスの法則16のつづきです。
原文はこちらにあります。
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17. 悪(神の敵対者)は常に、彼らが悪であることを示すしるしを身にまとっていなければなりません(汝らは、彼らの実によって彼らを見分けるであろう)。
最も大きな悪の者たちの「しるし」の一つは、「偽善」です。「1.(実際には)持っていない感情や特質を持っているかのように見せかける(装う)こと。特に、美徳があるかのように偽って付け上がること。2.本当は違うのに、信心深くて美徳があるふりをする者。」
インマヌエルは、「そして彼はインマヌエルと呼ばれた。私はサナンダ(AND THEY CALLED HIS NAME IMMANUEL)」の中で、人々にこう語りかけています。
「あなた方律法学者とパリサイ人よ、あなた方偽善者たちは災いである。杯や鉢の外側はきれいにしていても、内側は強欲さと貪欲さで満ちている。あなた方はまず、杯の内側を清めなければならない。そうすれば外側も清くなり、清さを保てる。だからあなた方も、人々の前では信心深く善良に見えても、内側は偽善と欺瞞と不敬で満ちている。あなた方偽善者たちは災いである。あなた方は預言者の墓を建て、義人の墓を飾り、こう言う。『もし私たちも先祖の時代にいたなら、彼らと一緒になって預言者の血を流して罪を犯すことはしなかったのに。』 …だから、あなた方は父祖の基準を成就している。あなた方は理解しないまま人生を終え、将来学ぶのに苦労するだろう。あなた方毒蛇の世代よ、理解しないままで、どうしてスピリットにおいて偉大になれるのか? あなた方を通して地上で流された正しい者の血はすべて、あなた方に返ってくるだろう。あなた方の父たちや先祖たちが殺した最初の預言者から始まって、神殿と祭壇の間であなた方が殺したバラクヤス(Barachjas)の息子アズカリア(Azcharias)の血まで。そしてそれゆえ、将来流されるすべての血はあなた方自身の責任となるだろう。まことに、まことに、私はあなた方に告げる。これらすべては、これから来る長い時間の間、あなた方とあなた方の種族に降りかかるであろう。」(引用終了)
ですから、偽善は神の王国に属さない、ということがあなたにはわかるでしょう。自らの精神的な豊かさや、敬虔さ、裕福さを吹聴し、ある宗教やこの人種に属しているからといって、それだけで自分が選ばれたと言い張る者は、愚か者で偽善者なのです。なぜなら、彼らが外に向かって言っていることや信じていることと、実際「密かに」考えていることやしていることは、ほとんどの場合全く違うからです。
また、私たちが邪悪な者を見分けられるように、イエス・キリスト・インマヌエルはさらなる「しるし」を与えて下さっています。
「偽預言者や偽律法学者に用心しなさい。彼らは羊の皮をかぶってあなた方のところに来るが、内側は狂暴な狼のようである。そして(彼らは)あなた方に、謙遜を説き、神殿、偽りの天帝や神々について説教をし、偶像や偽りの教えにへりくだれと説く。」
「知恵と知識へのアクセスを禁じ、真実かもしれないことを聞きに出て行くなと言う人々には気をつけなさい。彼らがあなたに話しかけるのは、ただ、あなたを支配するためであり、あなたの財産や所有物を奪うためなのだから。彼らがあなたに話さないことを常に覆いの下から調べて、彼らがあなたから引き出すものを、さらに注意深く調べなさい。真実と真実の知恵は、宝物による代価や、影響力をもった権力などによらず与えられるものである。」
「あなた方は、彼らがつける実によって彼らを認識するであろう。人は、いばらからぶどうを採ったり、あざみからいちじくを採ったりすることができるだろうか。それゆえ、良い木はみな良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実を結ぶことはできず、悪い木が良い実を結ぶことはできない。だから、あなた方はその実によって彼らを知るであろう。」(引用終了)
あなた方の「聖なる」聖書が、神から来た純粋さのもとで書かれていると固く信じてきた人たちは、今となっては少なくとも、「どうして」「どんな風に」真実がこんなにも妨害され続けてしまったのかと、知りたがっているに違いありません。
ですから、あなた方にお伝えします。「モーセ」として知られる人物が生きていた時代にも、モーセを通して神の戒律を授けられたとき、宗教指導者や帝国の指導者たちは大変喜びました。何故かと言うと、彼らは自ら任じて、神の法則に関する彼らの解釈を考え出して、それを執行する立場に立ったからです。おわかりのように、彼らは、これらの「法則」を注意深く操作して解釈することで(例えば、聖書内の「輪廻転生」に関するあらゆる記述を削除するなど)、はるかに効果的なレベルで彼らの支配下にある人々をコントロールして規律を維持できる、ということを見出したのです。別の言い方をすると、彼らは、内なる父である神と、人々の間に立って、彼ら(人々)を無力にしてしまい、悪賢く詐欺的な「指導者」のなすがままになるようにしてしまったのです。こうした邪悪な詐欺師たちは未だにあなた方の中にいて、今日この日にも、貪欲さや背信行為や操作によって、社会経済的、政治的、地球物理学的にも、あなた方の世界の多くをコントロールしているのです。
他人の言葉や行動に現れるしるしを探すだけでなく、まずあなた自身の内側にある反キリストの「しるし」も認識しなければなりません。このジャーナル内にある、「自らの内なる反キリスト(神への反抗)を認識する方法」という文書も参照してください(訳注:このフェニックス・ジャーナル27巻の後半に出てきます)。
覚えておいてください。「誠実で純粋」な、内なる聖霊を信頼し成長させようと真摯に取り組んでいるあなた方のような人々には、いつもバランスが取れた状態を保って、全てであるワンネスに奉仕できるように、真実の知識や、神と創造の霊的知恵が与えられるでしょう。
******** 22 につづく*********
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